Chill MUSICA

Chill MUSICA / うた / ねぐせ

ねぐせ

もぐりこむ

もぐりこむ』 2026

鏡をかすめ ねぐせがひとつ 直さぬままで 朝に立ちつくす 駅のホームに 同じ列がある 同じ顔して 同じ僕がいる
同じような朝 同じような電車 同じような顔 同じような影 ふいに 落ちる どうせ ねぐせの裏 心の癖
胸の奥にある 名前のない癖を 誰にも言わずに 連れていく 朝のなか 街のなか 夜のなか 今日も 抜けてゆく
夕日が長い ビルの隙間で 革靴のかかと すり減ってゆく 影がぶらさがる 肩のあたりに 忘れたような 何かをひきずる
同じような声 同じような笑み 同じような夜 同じような僕 ふいに 滲む どうせ ねぐせは消えず 心が消える
胸の奥にある 名前のない癖を 誰にも言わずに 連れていく 朝のなか 街のなか 夜のなか 今日も 抜けてゆく
なおさなくていい 笑わなくていい ねぐせのままでも どうせそのままでも ここにいる ここにいる
胸の奥にある 名前のない癖を 誰にも言わずに 連れていく 朝のなか 街のなか 夜のなか 明日も 抜けてゆく
朝のなか 街のなか 夜のなか ねぐせ ひとつ いつまでも