ネットショップ開業で失敗しない7つの心得 作り方

ネットショップを立ち上げて、個人でも稼げるようになろうと思ってますが、不安でいっぱいです。失敗しない方法や失敗しない作り方を教えてください。

このようなお悩みを個人商店様や家業を継ぐ2代目の方などからお話を聞きます。

NARU

ネットショップ制作歴10年以上で実際に運営していた経験をもとにお話しさせていただきます。絶対に成功するとは言えませんが失敗を避ける事で成功確率が上がると思いますので、どうぞお付き合いください。


まず結論からお話しいたしますと、ネットショップを立ち上げてもかなりの確率で失敗してしまいます。。いきなりごめんなさい。。

▼この記事を書いた人
オンラインショップを6年間運営経験し現在はフリーランスとして企業様の案件に携わっている、沖縄移住者の(@naru_blog_) です。


やはり、なんの知識もなくいきなり始めてもなかなか上手くいきませんし、遠回りをしてしまい結果的にお店を閉じることになるということが度々おこりますので、知識を身につけて確実に売り上げを作っていってもらえたら嬉しいなと思ってます。


失敗しない7つの心得に行く前に、ネットショップの大前提だけお伝えしておきます。

初めに考えること
  • お客さんは誰なのかをはっきりと定義する
  • 何を販売するかを明確にする

誰にの部分はお客様に憑依するレベルで想像するといろいろな事が見えてきますのでおすすめです。誰に何を売るかを明確にしその道筋を思い描きます。

それでは、憑依レベルで想像しましたら、失敗しない7つの心得 ネットショップの作り方にいってみようと思います。

失敗しない7つの心得
  • 小さく始める(スモールビジネス)
  • 博打を打たない
  • お客様との距離感を大事にする
  • SNSでファンを増やしてお店に来てもらう仕組みづくり
  • コンセプトやテーマをわかりやすくする
  • ポジショニングで勝負する
  • 広告に頼らない


▼▼ネットショップ入門編はこちらから▼▼


小さく始める(スモールビジネス)

小さく始めて大きく育てる

固定費を上げない

さーネットショップをはじめるぞ!と元気よくスタートするのはOKなんですが、いきなり大きな事務所を借りてしまったり、大量に商品を発注したり、、などなど、コストをかけすぎないようにしましょう。

普通の事なんですが、ついつい設備などにお金を使いすぎてしまいがちです。
また、国の補助金などを使い大きな予算でシステムを構築したりする事も一番最初はあまりお勧めいたしません。(もちろん上手く行く方もいらっしゃりますので全部が全部ではありません)

小さく小さく始めてみて需要と供給を確かめながら、着実にレベルアップして行くやり方で、ビジネスを大きく育ててみてください。



いつでも撤退できるように準備しておく

ネガティブに捉えないでくださいね。
「いつも撤退できるように始める」というのは成功している経営者さんなら誰でも考えている事だと思います。

小さく始めて、三回チャレンジしてダメなら撤退する、三回チャレンジして上手く行きそうならチャレンジをし続ける。
そのくらいのフットワークの軽さでビジネスを始めると、後戻りしやすいのでおすすめです。

ずっと失敗し続けてしまうとそのサイクルから抜けられなくなってしまいますので
損切りのタイミングをしっかり見計らっていくと良いと思います。



博打を打たない

最初から一攫千金を狙ってはいけない

思いつきで博打のようにビジネスをはじめてはダメですよ。
とてつもない強運の持ち主や、余るようなお金がある方なら別ですが、
これから、ネットショップで頑張っていこう!と考えている方はぜひ、「きっと大丈夫」のような曖昧な自信でビジネスを始めない方が良いと思います。(リスクがゼロなら別ですが)

よく、あるのが、オリジナリティを狙ってなんだか奇妙な新しい事を始めてしまうパターン、これは危険ですのでやめた方が良いと思います。

勝負に出られる前提は知識や技術があり失敗してもリカバリーできるような状態なら一攫千金狙っても良いかもしれませんが、そうでないのであればまずは確実に稼げる安定基盤をネットショップで作りましょう。


前例がない事をはやらない

前例がない事に挑戦するのはあまりお勧めいたしません。
前例がなかなか検索しても見当たらないという事は、誰かが一度やってみて、失敗しているケースがあります。

初期から特注のシステムを組んでスタートするというようなことはさけた方が良いと思います。
如何せん前例がないので、どのように修正し改善するべきか分からないので、後戻りができない状況に陥ります。

初期は前例にのっとって進めていき、軌道にのり余力ができたら、その余力で挑戦を仕掛けて行くのが良いと思います。
まずは、ビジネスを軌道に乗せ余力を確保するまで進んでみると、見える景色も変わってくると思います。


お客様との距離感を大事にする

適切な距離感で接客する

とにかく安心感、信頼感を出していこう

作り方を間違えると怪しいお店になってしまい、だれも商品を買いませんよね。少なくとも僕は買わないです。
怪しいというのは、なんだか説明不足だったり、画像が不鮮明だったり、色々な理由があると思います。

ご自身でネットサーフしていただき、なんかあんまり買いたくないなと思うサイトを見たり、このサイトでは商品を購入してみたいなというリサーチをしてみてください。

ここはしっかり表示しておいた方が良いところ
  • 電話番号が携帯電話ちょっと(いまだにそのように思う方もいます)
  • 店主や運営スタッフのお顔や集合写真
  • スタッフブログやSNSでの更新(人となりを見せるとファンになってもらえる)


すくなくともこの辺の情報は信頼感が出るのでしっかり出した方が良いと思います。
作り方を他社から真似るのは多いにありだと思います(ベンチマークとも言いますよね)

問い合わせメールやアフターメールは丁寧に対応する

SNS等は別として、お客様との接点は実はここにしかありません。と言っても良いくらい大事なのがメールがコミュニケーションです。
問い合わせのメールなどには丁寧に誠実にお答えしましょう。

たまに、メールで質問してこられているのに、お電話で返す店長さんがおりますが、お客様にとってはあまり気持ちが良い事ではありません。
メールで連絡をしてきたという事はメールで返信してほしいというサインなんです。
お客様の大事な時間を突然電話して奪ってしまうのはあまり良く無いかもしれません。

メールで質問が来た場合はメールで返す。お電話の場合はお電話で返す。
お客様に寄り添う接客が良いと思います。


お電話の方が良いというご年配のお客様もおられますので、そこら辺は臨機応変に対応できると良いと思います。

メールでのコミュニケーションはなかなか難しく
ぶっきらぼうなメール」も届くかもしれませんが、お客様の言いたい事を先回りし、やりとりがなるべく少なく済むようなコミュニケーションを心がけましょう。

クレームのような問い合わせメールも来る事がありますが、それはクレームではなく、ただ分からない事を質問しているケースもありますので、慎重にご返信しましょう。

自動返信メールも、自動返信だとは気づかないような丁寧な文章を仕込んでおくと好印象が生まれまた利用したいなと思ってもらえると思います。

SNSでファンを増やしてお店に来てもらう仕組みづくり

ファンベースでビジネスをしよう

SNSで顧客予備軍をあつめて商品を買ってもらう

予備軍なんて言葉を使ってしまい申し訳ありません。。
SNSを使って購買してくださりそうなお客さんとあらかじめつながっておく事が結構大事だと思います。

むしろ、ショップを立ち上げる前にSNSやブログなどを使って、ご自身の商品を気に入ってくれる方と先に繋がりを作っておき、ショップをオープンさせるタイミングで告知して行くと好スタートが切れますのでおすすめです。

顧客になったお客様をSNSを使ってファンになってもらう

実店舗を構えているようなお店屋さんの場合は、「実店舗→SNS→ネットショップ」の順番が自然ですが、実店舗からSNSに誘導がスムーズにできたら、そこではお店の(あなたの)ファンになってもらえるように徹底的に仕掛けやサービスを設計すると良いと思います。
ネットショップの作り方としてはここら辺がとても肝になってきます。

顧客とファンの違い

完成された商品、どこのお店でも変わらないクオリティーのもの」を買うのが「顧客

完成に至るまでの過程(プロセス)、思いや試行錯誤をひっくるめて」買う人が「ファン

このような定義があります。

良質な変わらないクオリティーのもので溢れている時代に突入しています。ファンを増やす事にお向きを置いてみる事をおすすめします。



参考記事 : メイキングや過程で誰かの心を掴む「プロセスエコノミー」について


コンセプトやテーマをわかりやすくする

自分ブランディングで他社との差をつけよう

ショップ名(店舗名)が大事

ショップ名の大前提は、検索してもその言葉が出てこない言葉が良いです。
または、検索しても何かしらのページは表示されるけど、同じ名前のサイト(お店の名前)がない状態がベストです。

ショップの名前について
  • 検索しても同じサイト名(ショップ名)が出てこない
  • 覚えやすくて、とにかく簡単がいい
  • コンセプトが一発でわかると良い

検索した時に同名のサイトやショップがある事は致命的なので、ショップ名を考える時は、いちいち検索エンジンに聞いてみる事をおおすすめいたします

扱っている商品から店主の写真まで全て一つのコンセプトにまとめる

意外とコンセプトやテーマを統一するのが難しいって思う方もいますが、そんなに難しい事ではありません。

コンセプトの決め方
  • 好きな事を扱う
  • 得意な事をする
  • 誰かの役に立つ事をする

この3つのテーマが交わる部分をビジネスの中心に置くとよいと思います。

例:
レゴが大好きで、集めるのが得意、あまり日本で販売されていないレゴ商品を取り扱ったネットショップ。


例えばこのような感じで、ご自身が大好きな事と、得意な事、そして誰かの役に立つ事が交わるポイントをコンセプトに置くとわかりやすくなります。

また、サイトのカラー、文字の色、文字の大きさ、写真の風味、ボタンの色、これらを3から5色くらい選んで構成して行くと統一感があり、コンセプトがしっかりしているサイトになります。

ポジショニングで勝負する

8割以上ポジショニングで決まる可能性がある

どのプラットフォームを使うのか

コンセプトがしっかりできてきたところで、次はどのカートシステムを使うのか?
またはモールに出品するのか? そんな悩みが出てくると思います。

どんなシステムがあるのかは▼こちらの記事▼をご参考にしてみてください。


コストをあまりかけず、まずは始めてみるという方には「BASE」「Store.jp」の二択かなと思います。こちらはカート型になっていますので、始めてみて合わないようでしたら撤退もすごく簡単にできますし。初期費用や月額もかかりません。売れた分だけ手数料を支払う形になります。

どうしても、まずはモールで出品したい!というご要望があるのであれば、次の選択肢として
Yahoo!ショッピング をおすすめいたします。
こちらも、初期費用や月額がかからないモデルになっていますが、売り上げのから手数料が引かれる形になります。これが結構かかるので一長一短ではあります。

モールに出品したからといって、商品が勝手に売れて行くわけではありません。
まずは、SNSなどを駆使してカート型のショップに誘導し大きく展開できそうならモールという選択肢もOKかなと考えられます。


このように、ご自身のビジネスはどこに店舗があると良いのか、
ポジショニングをぜひ検討してみてください。だいぶビジネスのやり方が変わってくると思います。

プラットフォームによって使っているお客様の層が違うことを理解しておく。

プラットフォームによってお客さんの層が違ってくるので、自分のビジネスはどこに一番マッチするのかを考えてポジショニングすると良いと思います。

例えば、誰もが使ったことのあるAmazonではお店の出品というよりも、商品をが一人歩きするようなビジネスモデルになっていますので、同じような商品を出す出品者さんが同業他社になります。
安くて良いもので早く届くものを探しているお客様が多いと感じます。
インターネットの中のスーパーマーケットというイメージでしょうか。

楽天やYahoo!ショッピングはショップを出店して行くイメージなので、価格の競争はAmazonほど起こりません。固定客をどんどん増やして行くイメージになると思います。


BASE」「Store.jp」のようなカート型のプラットフォームの場合、集客はSNS、ブログ、検索エンジンからとなりますので、客層はなかなか選べませんが、サイトの作りやSNSでのクチコミなどで「売れている感」や「信頼性」などを基準に買われる志向にあります。こだわりをしっかり持っているような方の購買がおおくなります。

広告に頼らない

時間をかけたセルフ広告でファンを増やそう

広告は最終手段としてとっておく

広告展開を念頭においたビジネスモデルは個人でネットショップを作る(運営して行く)にはかなりリスクを伴うように思います。

広告はお金をかけただけお客様の流入は増えますが、
広告を止めたとたんに、お客様も止まります。
広告をかけ続けないと売れないというビジネスモデルになってしまいます。


もちろん、潤沢な資金があり一気に勝負をかけてスケールアップするようなビジネスであれば別ですが、あまり広告に頼らずに、SEOやSNSでの集客をデザインして行く事をおすすめします。

広告に頼らない方法

例えばテレビで取材されたりすると一時的に商品は売れますがやはり、テレビで紹介されたから・・・トレンドになって買ってくださるお客様だらけになってしまう事があります。

実際にあるお店なんかはテレビ取材をお断りするするそうです。一時的に来店客は増えるが、いつもきてくれたコアなファンが入れなくなり大事なお客様まで逃してしまうからだそうです。


ネットショップの場合はトレンドなお客様(なんとなく商品をかってみた)の中には「とんでもないクレーマーな方」や「買ったけどすぐに返品を依頼してくる方」もいます

そうならないためにも広告やテレビなどのマスメディアにはなるべく頼らないロングテールな運用がおすすめです。もちろん、時として広告をかける事も大事ですよ。

ショップのサイトとは別にブログサイトを立ち上げ思い切りSEO対策をしながらショップサイトに誘導する同線を作ってみたり。
YouTube、インスタグラム、TikTokを使い集客して行く流れが現在のwebマーケティング的な方法です。そんなチャレンジも素敵だと思います。



おさらい

なかなか商品力のような機能面での勝負は厳しい時代になってきました。
良いものが良い価格で簡単に手に入る時代です。
そんな時代にどうやってネットショップを作りオープンして行くか本当に皆さん苦労なさってますが、やっぱりこれからは、「人となり」「人徳」といった「誰が」の部分が重要になってきます。

同じ商品でも、好きな人や知ってる人や信頼できる人から買いたいものですよね。
ですので、「この人から買いたい」を目指して行くと売り上げにつながって行くと思います。

ぜひ、この記事が参考になれば幸いです。

推薦図書

実際に僕がネットショップ作り時に参考にした本を1冊お知らせします。
この二つの本を何度も読みネットショップ運営しておりました。

当時MakeShopを使って運用していたので心強い本です。